日本初公開の作品もあり見どころ満載ですが、私が好きなのはやっぱり子供を描いた作品です。
例えばこちら、“ロムルスとレムスの発見”
ロムルスとレムスに光が当たって輝いていて、柔らかな肌の質感が伝わってきます。オオカミの表現も見事ですよ。
国立西洋美術館所蔵の “眠る二人の子供たち” も展示されています。
やっぱりかわいいですよね。クリスマスプレートに描かれているのを見たことがありますけれど、描きたくなるのはよく分かります。
アントワープ工房の画家達の作品も展示されています。中でもヴァン・ダイクの“悔悛のマグダラのマリア”潤んだ瞳は必見です。
ルーベンス 栄光のアントワープ工房と原点のイタリア は、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで4月21日までの開催です。私が見に行ったのは平日の昼過ぎでしたけれど、もともと開催期間が短いことも影響しているのか結構混んでいました。見たい方はお早めに行かれることをおすすめします。