2015年4月28日火曜日

バラをいただきました

友人から自宅の庭に咲いたというバラをいただきました。黄色いミニバラとアイスバーグという白いバラです。


ミニバラと言っても花は直径6cmくらいの立派なもので、後ろから見ると花びらが少し赤みがかっているところもあって何とも言えない色合い。見ていると幸せな気持ちになれます。

すぐに絵付けできればいいんですけれど、今はミニチュア食器やその他描きかけのものも多いので、色々な角度から写真に撮ってとりあえず資料に。そのうち描こうと思っています。

2015年4月25日土曜日

ミニチュア食器の絵付け、始めました

以前に買ったミニチュアの食器に絵付けしてみています。やっぱり1番小さいのがかわいい!と思ったのですが、本当に小さいので描きにくそう。なので、まずは2番目に小さい食器に描き始めました。
まだ途中ですが、こんな感じです。


金彩して完成の予定ですが、ポットは少し大きいので金彩をどうしようかと悩み中。カップは3客購入したので少しだけ柄違いにしようと考えています。

ただ、今回描いたこのプチローズの大きさでは1番小さいカップには大きすぎるような..... 一番小さいカップはこんなに小さいんですよ。


ソーサー直径2cm、カップの直径1cmくらい。小さすぎてどこを持って描いたらいいのか分からないくらいですが、この小ささがかわいいでしょう? がんばって、もっと小さなプチプチローズを描こうと思っています!

2015年4月23日木曜日

アンティークマイセンとヨーロッパ陶磁器の美

伊勢丹新宿店で“アンティークマイセンとヨーロッパ陶磁器の美”という催事をやっていたので見てみました。
パンフレットはこちら。
マイセンもセットもの等あってよかったのですが、私のおすすめは断然KPM!
特に聖母子像の陶板は本当に美しくてすばらしい。原画はラファエロだと書いてあった気がしてそれを紹介できればと探してみたんですけれど、それらしい絵は見つかりませんでした。見間違いだったかも。
KPMのアンティークには花をアメリカンのようにフワーッと描いてあるものがあるんですけれど、私はそれがとても好きで。この催事には、その花が透かし皿に描かれているものもありました!初めてみましたけれど、これもとっても素敵でしたよ。

アンティークマイセンとヨーロッパ陶磁器の美は、伊勢丹新宿店5階アートギャラリーで4/28までの開催です。そんなに広いスペースではありませんけれど、ポートレートや花のブーケ等質の高い作品が並んでいますので、新宿に行かれた際には寄って見られるといいですよ。

2015年4月22日水曜日

さくらんぼの描き方サンプル

さくらんぼの描き方サンプル、前描いたものは納得がいかず.....もう1回描いてみました。


一番上の濃い色のさくらんぼは2回目と3回目は同じ色をのせているので、描ける方は2回でもOKです。でも、ピンク、マロン系は1回でなめらかに濃く描くのは結構難しいので、今回はムリせず3回に分けて描いたサンプルにしました。一番下のさくらんぼの2回目はクリスマスレッドとマイセンレッドを低温(760℃)で焼成しています。

そう言えば、陶画舎では低温焼成の赤を販売しなくなったようですね。でも、今回使ったクリスマスレッドは持っているけれどほとんど使っていないという方も多いのではないでしょうか?1回目にマロン系の色をしっかり入れておくとそんなに派手な赤にはなりませんよ。クリスマス時期にも使えそうですので是非お試しくださいね。

これで資料もできましたのでさくらんぼも一段落。あとは生徒さんに描いていただくだけ。どんな風に描かれるのか、私も楽しみです。

2015年4月18日土曜日

グエルチーノ展

国立西洋美術館で開催中の、グエルチーノ展 を見に行ってきました。グエルチーノはバロックを代表する画家なんだそうですが、私はこの美術展で初めて知りました。日本初の回顧展ということで、日本ではあまり知られていなかったのではないでしょうか。
作品の多くはチェント市立美術館から来日しています。この美術館、2012年の大地震で被災して、今も閉館したまま。そのため、通常だったら貸出されないような作品も来日しているそうです。

私のおすすめはやっぱり“聖母被昇天”
実際にこの絵が天井にあったら本当に天に昇って行くように見えると思います。今回は壁に展示されているので近づいて見られるのはいいですね。でもやっぱり、現地サンティッシモ・ロザリオ聖堂で天井を見上げてこの絵を見てみたい!

グエルチーノと同時期に活躍していたグイド・レーニの作品も数点展示されています。2人が同じ題材で描いた作品が並べて展示されているので、見比べられていいですよ。
こちらは、グイド・レーニの“巫女”
個人的にはグエルチーノの“巫女”の方が上手だなとは思うんですけれど、グイド・レーニの作品は、明るくて、より光が感じられて、人気だったというのは納得できます。

よみがえるバロックの画家 グエルチーノ展 は、上野の国立西洋美術館で5/31までの開催です。収益の一部はチェント市立美術館絵画館の復興に充てられますので、バロック絵画に興味のある方も、チェント市立美術館を応援したい方も、是非。

国立西洋美術館へ行かれたら、常設展もご覧になってくださいね。3/17からヨハネス・フェルメール〈帰属〉の“聖プラクセディス”が展示されています。常設展で見られるなんて本当に贅沢ですよね。モネの部屋もありますし、その他、見応えのある作品が多数展示されています。常設展だけ見に行ってもいい!というくらいこちらもおすすめですよ。

2015年4月15日水曜日

ご要望があって、兜の白磁に絵付けしてみました。ひな人形の白磁があることは知っていましたけれど、兜もあるんですね。私は陶画舎のショップで購入。失敗したらまた買って描き直せばいいや、と思っていたら、3月のセールの時にはもう売り切れてしまっていたようです。

かっこよく!とのリクエストに、悩んだ末、結局ごく普通の感じに。


鍬形(正面の角みたいな部分)の面積が結構広かったこともあって久しぶりに金下マット、金下盛りを使ってみました。塗るだけ、と思っていたら結構塗りにくいところもあり.....予定を変更したりしながら何とか完成しました。普通に兜っぽくするより何か絵を描いた方がラクだったような気もしますね。正絹の紐を購入して結んで置いてみたらそれらしい雰囲気になりました。

2015年4月9日木曜日

ベリー類の花が咲き始めました

昨日はみぞれまじりの雨で、4月とは思えない寒さでしたね。桜も結構散ってしまって.....
でも、やっぱり春です。ベリー類の花が少しずつ咲き始めています。

こちらはブルーベリー。
シュートを株分けしたりして鉢数は少しずつ増えているんですけれど、なぜかこの鉢だけたくさん花が咲いています。剪定も適当なので、他の鉢は花芽の出る枝を切ってしまっているのかもしれませんね。

ジューンベリーも白い可憐な花が咲いています。
まずは花だけが一気に咲くところがソメイヨシノみたいなんですよ。

ブラックベリーやラズベリーはやっと葉っぱがついてきました。花が咲くまでにはもう少しかかりそう。楽しみに待つことにします。

2015年4月6日月曜日

マグリット展

国立新美術館で開催中のマグリット展を見に行ってきました。
マグリットのシュルレアリズム等の不思議な感じの作品には私はあまりついていけないのですべてが好きという訳ではないんですけれど、でも、中には好きな作品もあって。

こちらは、“光の帝国Ⅱ”


昼と夜が重なり合っていて実際にはこんな風景はないのに、なんだかありそうな気もする.....じっと見ていると自分がこの世界の中に吸い込まれてしまいそうな作品です。

こちらは、“空の鳥”


デザインがすっきりと美しくて好きな作品です。

マグリット展は、六本木の国立新美術館で6/26までの開催です。約130点の作品が一同に見られる、見応えのある美術展ですのでマグリット好きの方は是非。

2015年4月2日木曜日

単発講座情報 紫陽花のカップ&ソーサー

ちょっと先になるんですけれど、初夏の単発講座 “紫陽花のカップ&ソーサー” を陶画舎で開講することになりました。


紫陽花を平筆で抜きながら描いていきます。西洋絵付経験者の方でしたらどなたでもご参加いただけますので、最近絵付けをお休みしていたけれどまた描いてみたいなと思っていらっしゃる方、いかがでしょうか。

開講日程は

A. 5/31(日) 10:00〜 3.5時間
B. 6/11(木) 10:00〜 3.5時間

です。予約受付は5/12(火)からですので、受講をご希望の方は陶画舎(03-3796-3013)へお問い合わせくださいね。