19世紀のロシア美術界を代表するイリヤ・レーピンの作品が約80点展示されています。私が一番好きだったのはやっぱり妻ヴェーラを描いた休息という作品。
ポスターや図録の表紙になっているだけあって、肌や布、レースの質感、立体感も本当に見事です。他にも家族を描いた作品が何点かありますけれど、どれも画家の優しいまなざしが感じられ、ほほえましく暖かい気持ちになります。
レンブラントの模写があったり、印象派のような作品があったりと、いろんなタッチのバラエティーに富んだ作品群は見ていて飽きません。鉛筆で描いている風景の素描もモノクロ写真かと思ってしまうくらいですよ。
レーピン展は渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで10/8までの開催です。見てみたいと思っている方はお早めに。
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