三菱一号館美術館で開催中の、ザ・ビューティフル 英国絵画の唯美主義1860-1900を見に行ってきました。イギリスのヴィクトリア&アルバート博物館の所蔵作品を中心とした展示です。
絵画は、美しくちょっとけだるい雰囲気を漂わせています。
おすすめはやっぱり、フレデリック・レイトンの“母と子(さくらんぼ)”
美しく、かわいらしく、そして色気までもが感じられる作品です。背景に鶴の屏風があるのにも注目ですよ。
同じくレイトンの“パヴォニア”も隙のない美しさで吸い込まれそうですし、バーン=ジョーンズの“眠る侍女の頭部習作—連作「薔薇の部屋(いばら姫)より」”も必見です。
家具や食器等の工芸品の展示もあってこの時代の美意識が感じられる内容になっています。
ウィリアム・モリスの“役に立つもの、美しいもの以外は家に置いてはいけない”というような意味の言葉があって、うーん、その通りと深く反省しました(苦笑)。
ザ・ビューティフル 英国絵画の唯美主義1860-1900 は、東京丸の内の三菱一号館美術館で5/6までの開催です。美しいものがお好きな方は是非。
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