今回は、美術館の所蔵作品の中から、花をモチーフにした作品を選んでの展示になっています。私も絵付けで色々描きますけれどやっぱり花を描くのが一番好きなので、どんな工芸作品が展示されているのか楽しみにしていました。
工芸作品でいいなと思ったのは楠部彌弌の“彩えん花瓶 夏日”
彩えんという技法は楠部独特のものだそうで、淡い光に包まれているような柔らかい印象を受ける作品です。クレマチスのデザインもいいですよね。
私の好きな杉浦非水の展示もありました。“非水百花譜”より木版画が20枚。写生帖も展示されていて何度もじっくり見てしまいました。
私の好きな杉浦非水の展示もありました。“非水百花譜”より木版画が20枚。写生帖も展示されていて何度もじっくり見てしまいました。
工芸館は展示室はあまり広くはありませんけれど、明治に建てられたレンガ造りのとても趣のある素敵な建物です。お茶でも飲んでくつろげたらいいな〜と思いましたけれど、残念ながらティールームはないのでそれはかなわず。
ちなみに一部の作品を除いて写真撮影OK(フラッシュ不可)でしたので、撮影したい方はカメラ持参でどうぞ。
所蔵作品展 花 Flowersは、北の丸公園内の東京国立近代美術館工芸館で6/1までの開催です。最寄り駅の竹橋からはちょっと歩きますけれど、お天気のいい日にお散歩ついでに行かれると気持ちがいいと思いますよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントを投稿して下さる方は、欄外のコメントの記入者から“名前/URL”か“匿名”を選択してくださいね。
コメントは承認制にしていますので、表示されるまでに数日かかることがあります。