2015年10月30日金曜日

山田道恵 植物画展 薔薇肖像Ⅶ

山田道恵 植物画展 薔薇肖像Ⅶ を見に行ってきました。
偶然ギャラリーの前を通りがかって、ギャラリーの外から見える作品に惹かれて入ったのが何年前だったか....。それから毎年楽しみにしているバラのボタニカルアートの作品展です。


今年はなぜだか黄色いバラに惹かれました。大きな作品は購入したカレンダーに載っていたんですけれど、小品の黄色いバラは載っていなくてちょっと残念。この小品のバラ、メインの茎のないデザインだったので、上から見た構図で描かれたのかと思って山田先生に聞いてみたら、特に上から見て描いている訳じゃないけれどツルバラの種類だとそういう構図で描くのもあり、と教えて下さいました。

バラ好きの方にはおすすめの作品展です。このごろは気持ちのいい気候ですから、表参道をお散歩がてら、ギャラリーに寄られてはいかがでしょう。

山田道恵 植物画展 薔薇肖像Ⅶ は、表参道のGallery Concept21で11/4までの開催です。

2015年10月29日木曜日

石川美枝子と仲間たち展Ⅱ

以前に紹介したボタニカルアートの作品展、石川美枝子と仲間たち展Ⅱ を見に行ってきました。


上記のようなベラム(羊皮紙)に描かれている作品もあるかと思えば、美しい桜の花々や、繊細な線で描かれた松ぼっくり等、作品はバラエティーに富んでいて、私はじっくり2周しちゃいました。
石川先生以外の方の作品もバラや野菜、野の花等どれも素敵でしたけれど、個人的にはパリパリと音がしそうな秋の葉っぱが描かれていた作品に惹かれました。どんな方も好きな作品が必ず見つかりそうな作品展です。

石川美枝子と仲間たち展Ⅱは、新宿の京王プラザホテル本館3階ロビーギャラリーにて明日10/30(〜16:00)までの開催ですので、見たい方は明日是非。

2015年10月24日土曜日

風景画の誕生

Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の、ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生 を見に行ってきました。ウィーン美術史美術館から約70点の作品が来日しています。
宗教画の背景として取り入れられ始めた風景画。そこから純粋な風景画に至るまでの過程が分かってとても興味深い展示内容です。

カレンダーのように月ごとの風物を描いている作品もありました。こちらはルーカス・ファン・ファルケンボルフの “夏の風景(7月または8月)”


麦刈りの様子が描かれているそうなんですけれど、麦刈りをしている人もいれば、楽しそうに休憩している人もいたり、麦を運んでいる馬車、ちょっと遠くにヒツジ(?ヤギかも)達も描かれていたりしてついつい遠景までジックリ見てしまいます。

こんな不思議な作品も。ヒエロニムス・ボスの模倣者作“楽園図”


1500年代にはこんな楽園を思い描いていたんでしょうか。

もちろん、いわゆる風景画もありますよ。こちらは、カナレットの“ヴェネツィアのスキアヴォーニ河岸”


ホッとしますね、やっぱり。

個人的には、カレンダー等に登場している犬やヒツジ、ヤギ、猫等の動物が、生き生きと描かれているのが印象的でした。動物好きの方は是非見て下さいね。

ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生 は、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで12/7までの開催です。

2015年10月15日木曜日

オーナメントホルダーの代わりに

フライングタイガー コペンハーゲン、みなさんは行かれたことがありますか?北欧の雑貨がリーズナブルなお値段だということで日本に上陸した当初は大行列が話題になっていましたけれど、最近は店舗数も増えて気軽にお買い物できるようになりましたよね。季節ものが色々あったり、これは使えそう!というものもあったりするので、私も時々チェックしています。

今回見つけたのはこちら。


アクセサリーツリーです。ちょっと小さいけれどオーナメントホルダーにも使えるんじゃない?と思って購入してみました。使わないときは2枚に分解して平らに収納できるのもポイントです。

組み立てて、試しに今あるオーナメントを吊るしてみると.....


普通のオーナメントだけだとちょっとバランスが悪いので、ミニチュアの食器やアクセサリー等の小さいものも飾ってみました。ツリーの色は黒しかなくて、どうかな〜と思っていましたけれど、まあ、これでもありかも。自分で好きな色に塗っても楽しいかもしれません。

オーナメントホルダーは分解できなくて収納場所をとってしまうものも多いですし、たくさん吊るさないと見栄えがしなかったりもするので、そんなにたくさんオーナメントは無いけど飾る場所が欲しい、という方にはおすすめですよ。

2015年10月7日水曜日

ボタニカルアートの作品展情報

あっという間に10月ですね。
今回は、10月〜11月に開催される、絵付けの参考になりそうなボタニカルアートの作品展を紹介します。

まずは、10/21〜30に、新宿の京王プラザホテル本館3階ロビーギャラリーにて開催される、“石川美枝子と仲間たち展Ⅱ”


熱帯雨林に生息する不思議な植物から身近な草花や野菜まで、質の高い作品が展示されます。

バラがお好きな方におすすめなのが、10/29〜11/4に、表参道のGallery Concept21で開催される、“山田道恵 植物画展 薔薇肖像Ⅶ”


毎年カレンダーにもなっている作品の原画を見ることができます。原画ならではの繊細な描写を是非見ていただきたいです。

最後に、11/2〜8に、京橋のギャラリーくぼたで開催される、“安藤牧子 植物画展 石狩花紀行”


安藤先生が出版された植物画集“花物語”の原画が展示されます。この画集、私も購入しました。原画が見られるということで、楽しみにしています。

お出かけにもいい季節になってきましたので、ちょっと足を伸ばして素敵な作品の数々を見にいかれてはいかがでしょうか。私はどの作品展も今からとても楽しみ! 都合をつけて見に行くつもりです。