2016年10月30日日曜日

ボタニカルアート作品展

ボタニカルアート作品展に行ってきました。

まずは、銀座の地球堂ギャラリーで開催中の、杉崎紀世彦・杉崎文子 ボタニカルアート展。山形で、ご夫妻で活躍されている先生です。紀世彦先生は主に果物や野菜を、文子先生はお花等を描かれています。
今回初めて作品を拝見したのですが、私の一番のおすすめは文子先生のこちら。


いろんなきのこが描かれている作品。こちらはポストカードなので2段になっていますけれど、実際は横一列に並んでいて本当にかわいらしいんです。
他にも素敵な作品がたくさんありますので、銀座へ行かれた際には是非。本日10/30まで
です。

次は、表参道のGallery Conept 21で開催中の、山田道惠 植物画展 薔薇肖像Ⅷ。


私も毎年拝見しています。今年も色々な種類のバラが咲き誇っていました。バラ好きの方には本当に参考になりますよ。11/2までの開催です。

どちらももうすぐ終わってしまいますので、見たい方はお早めに。

2016年10月28日金曜日

第2回 原宿陶画舎講師6人展

今日から開催されている、第2回 原宿陶画舎 講師6人展 を見に行ってきました。


6人の先生方の新作が並びます。色々なデザインや技法があって、とても参考になりますよ。先生方は全員ではありませんけれどどなたかは会場にいらっしゃいますので、作品についての質問等にも答えて下さると思います。
作品は販売もしていました。なんだかどんどん売れていて、さっきまで置いてあった作品がちょっと油断しているとなかったりしてビックリ。購入したい方は早めに行かれることをおすすめします。
作品は購入できないけれど....という方には図録もありました。こちらは欲を言えばもう少し掲載作品数が多いとうれしいですね。好きな作品が掲載されていなかったらちょっと残念なので。

第2回 原宿陶画舎 講師6人展 は、銀座のGALLERY 座 STONEで11/1までの開催です。銀座駅からすぐの場所ですのでお近くに行かれた際には是非。

2016年10月19日水曜日

秋明菊

すっかり涼しくなって、過ごしやすくなりましたね。
今、ベランダでは秋明菊がきれいに咲いています。10年以上前に、陶画舎展に出品する作品を、講師数名で “*月の花” というお題で描くことがあって、その時の私の担当月が9月だったんです。悩んだ挙げ句、秋明菊を描くことに決めて、その参考に購入したのが今ベランダに咲いている秋明菊。10年以上もがんばってくれています。

その時の作品はこちら。


背景は風をイメージしたんですけど、ブルー系の違う色を重ねたら濁ってしまって、とっても渋い色になってビックリしたことを思い出します。実験して、結局イングレーズと上絵でイメージ通りの色に仕上げました。

2016年10月13日木曜日

絵付け、ボタニカルアート作品展情報

10月末〜11月初にかけて開催される、絵付けとボタニカルアートの作品展情報です。

まずは、10/28〜11/1に銀座のGALLERY 座 STONEで開催される、第2回 陶絵付学院 原宿陶画舎 講師6人展。


陶画舎の先生方6名の新作が展示されます。個性豊かな先生方の作品、私も今から楽しみにしています。作品販売もされるようですので、先生の描いた作品が欲しい!という方はこの機会に是非。

次はボタニカルアートの個展の紹介です。
10/27〜11/2に表参道のGallery Concept 21で開催される、山田道惠 植物画展 薔薇肖像Ⅷ。


毎年この時期に開催される山田先生の個展です。それぞれのバラの特徴がはっきりと分かるように描かれていて、特にバラがお好きな方におすすめ。もちろん絵付けの参考にもなりますよ。作品も販売されますし、カレンダーでしたらお手頃価格です。

ほぼ同時期に開催される展示会です。銀座と表参道でしたら電車1本ですからハシゴして見られてもいいかもしれませんね。

2016年10月10日月曜日

友人の庭のバラ

友人宅の庭で育てているバラの写真を見せてもらったらとてもきれいに咲いていたので、その写真を参考に、ケーキ皿に絵付けしてみました。


花びらの多いバラで下描きをするとかえって大変だったので、写真を見ながら直接お皿に描いています。リムはどうしようかと色々迷った挙げ句、白磁のまま残してフチだけ金を巻いて仕上げました。

一口にバラと言っても、花びらの形が複雑なものや色合いが美しいものなど本当にさまざま。見ているだけでも幸せな気持ちになりますけれど、描きたい気持ちもむくむくと湧いてきます。やっぱりバラに始まりバラに終わると言われるだけのことはありますね。

2016年10月7日金曜日

鈴木其一 江戸琳派の旗手

サントリー美術館で開催中の、鈴木其一 江戸琳派の旗手 を見に行ってきました。

とにかく見たかったのは、“朝顔図屏風”



まず第一印象は、大きい、ということでした。実物よりもずっと大きな朝顔の花。グッと迫ってくるような迫力があります。本当に限られた色数で描かれたデザイン的な作品のようにも思えますけれど、ひとつとして同じ朝顔はありませんし、蔓の動きもなんだか生きているっていう感じで、こちらが絡めとられてしまいそうです。なかなか写真では伝わりにくいので実物を見て感じていただきたいです。

こちらは、“向日葵図”


すっと伸びた姿が美しく、好きな作品です。

動物画も比較的たくさん展示されていました。
“郡禽図”は、ふくろうがとても印象的な作品ですが、これでもか、というくらいの数の鳥で画面が埋め尽くされているのも独特です。
“日出五猿図”のなんだかキュートな猿もよかったですね。

表具も一緒にデザインされているものもありました。好みは分かれるところですが斬新です。

鈴木其一 江戸琳派の旗手 は、六本木のサントリー美術館にて10/30までの開催です。
会期中に作品の展示替えが行われるようで、展示の詳細はサントリー美術館のホームページで確認できます。どうしても見たい作品がある方は、ホームページでチェックしてからどうぞ。

2016年10月1日土曜日

専科コースについて

10月から陶画舎で専科コースを担当することになっていましたが、残念ながら開講できなくなってしまいました。申し込んで下さったみなさま、本当に申し訳ありません。

ご要望がありましたら、同じ内容のレッスンを絵付け教室COLORSで開催したいと思っています(白磁はご自分でご用意いただく予定です)。金曜日の午前中でしたら私の通常レッスン以外の日(10月でしたら7日、14日、28日)は開講できますし、他の曜日がいい、集中的にレッスンを受けたい等がありましたら、検討させていただきますのでご相談ください。ケーキ皿だけ描きたい、違う色で描いてみたい等のご要望にも対応できますので、興味のある方はメールでお問い合わせくださいね。


初めてで不安のある方は、体験レッスンは無料ですのでまずはお気軽に教室にいらして下さい。体験レッスンの内容は、描きかけの作品を仕上げたい、基礎のストロークをもう一度確認したい、等ご要望に応じて内容を決めてまいりますので、こちらもメールでご相談くださいね。