ナビ派の作品はデザイン性が高く、日本の影響も色濃く感じられます。
例えば、こちら。ピエール・ボナールの “庭の女性たち”シリーズ
縦長の画面は掛軸っぽいですし、ポスターっぽい平面的な描き方も4枚で四季を象徴しているというのもなんだか日本的ですよね。色使いは独特でそこもとても魅力的な作品です。
他にも、モーリス・ドニの作品は色彩が鮮やかだったり淡く美しかったりと変化がありましたし、ヴァロットンの作品は以前にも見たのですがやっぱり不穏な雰囲気を醸し出していました。
ところで、毎回ちょっと工夫のある三菱一号館の美術展グッズ。今回は、ポストカードが塗り絵用カード付きでした。一枚は普通のポストカード。
これにもう1枚線だけのものがついています。
オルセーのナビ派展は丸の内の三菱一号館美術館で5/21までの開催です。ナビ派の作品がこれだけ一度に見られる機会もなかなかないので、興味のある方は是非。
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