損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の吉田博展、ちょうど近くまで行く用事があったので後期も見に行ってしまいました。66点の作品が入れ替わるというのは知っていたのですが、勝手に版画が入れ替わるのかと思っていたら水彩画がたくさん入れ替わっていてビックリ。
今回見た水彩画の中ではこちら、“土手の桜”
実物はもっと空の色が美しかったような気がします。桜を描いた作品は版画も含めて多いようですけれど、これは空の色と桜の色が共鳴し合っていて雰囲気のある作品です。
こちらは “フロリダの植物園”
明るく乾いた空気感が心地良くて好きです。前期に展示されていた “ポンシデレオン旅館の中庭” も同じ空気感。こちらもよかったですよ。
お目当ての版画、“ナイヤガラ瀑布”
立ち上る霧のところが真っ白に見えますけれど、実物はニュアンスのある色合いで素敵でした。見に行ってよかったです。
版画では前期にも展示されていた “朝日” も、版画とは思えない迫力の大きさと、輝く美しい富士山は是非実物を見ていただきたいです。
生誕140周年 吉田博展 は、新宿の東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館で8/27までの開催です。見たい方はお早めに。
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