東京都美術館で開催中の、ブリューゲル展 を見に行ってきました。
ブリューゲルと言えば、昨年“バベルの塔”を見に行きましたけれど、あのブリューゲルがピーテル・ブリューゲル1世で、画家ブリューゲル一族の祖。ブリューゲルと聞いて私が思い浮かべるのは花のブリューゲルですが、この人はヤン・ブリューゲル1世で、ピーテル1世の次男なんだそうです。今回は孫やひ孫まで4代に渡って作品が展示されています。ブリューゲル一族ってすごかったんですね。
紹介したい作品は色々あったのですが、今回はひ孫たちの作品を紹介しようと思います。
まずは、ヤン・ファン・ケッセル1世の “蝶、カブトムシ、コウモリの習作”
大理石に油彩で描いた作品で、まるで図鑑です。今にも飛び立ちそうなリアルな虫たち。色も本当に鮮やかできれいです。
こちらは、アブラハム・ブリューゲルの “果物と東洋風の鳥”
実物はもっと果物の瑞々しい感じが表現されているんですよ。
最後に、ヤン・ピーテル・ブリューゲルの “花の静物”
花の静物画は、ヤン1世のもの、ヤン2世のもの等ありましたけれど、私はこの作品が一番いいなと思いました。
小さい風景画も多数展示されていましたけれど、その中では、空気感と光が感じられるヤン1世の作品がおすすめです。
ブリューゲル展は上野の東京都美術館で4/1までの開催です。今回展示されている作品は、ほとんどが日本初公開のプライベートコレクションだそうですので、興味のある方は見に行ってみてくださいね。
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