東京ステーションギャラリーで開催中の大野麥風展を見に行ってきました。
大野麥風以外にも江戸時代から現代に描かれた魚や貝類、甲殻類の作品も合わせて展示されています。
チケットもお魚型でした。
大野麥風と言えば“大日本魚類画集”。
版画だけでなく、原画、刷り見本、本刷りが展示されている作品もあります。刷り見本には麥風本人の字で細かく修正指摘がしてあって、そのこだわりにビックリ。
特にブルーの色合いがとても美しくて印象的です。
群れて行動する魚は群れで描かれていたり、周りの水草や岩等も描かれていたり、それぞれの魚の生態系も一緒に表現されていて、見ていて楽しめますよ。
現代の作品では、杉浦千里の甲殻類の作品。
とても細密で細かい毛の1本1本まで描かれています。色彩もとっても鮮やかで、怪獣みたいに見えるな〜と思っていたら円谷プロにいた方なんだそうです。博物画は独学とのこと。描ける方はなんでも描けるんですね。
大野麥風展 「大日本魚類画集」と博物画にみる魚たち は、東京ステーションギャラリーで9/23までの開催です。
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