福島県立美術館で開催中のプライスコレクションを見に行ってきました。
仙台、盛岡を巡回し、いよいよ福島が最終会場です。行きたいと思いつつなかなか行けなくてこんな時期になってしまいました。
若冲をはじめ、長沢蘆雪や酒井抱一など、江戸絵画の名品が多数展示されています。
私が一番見たかったのは、若冲の“鳥獣花木図屏風”。あのタイル画のような作品です。
まずこんな風に描こうと思いついたことがすばらしいですし、色彩も本当に豊かで、単純化された表現の中に生命力があふれていて、迫ってくるものがありました。
若冲以外では、長沢蘆雪の“白象黒牛図屏風”。大画面に対象を目一杯大きく描いてあって迫力満点です。私は蘆雪がふすまに描いた“虎図襖”が好きなんですけれど、今回はこれとは違う“虎図”も展示されています。のびあがるポーズがいいですね。
酒井抱一の“十二ヶ月花鳥図”も、季節感が生かされたとっても好きな作品です。
あげたらきりがないくらい見所満載のプライスコレクション。福島県立美術館で9/23までの開催です。見たいと思っていた方、次回の3連休で終わってしまうのでお急ぎくださいね。
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