Bunkamuraで開催中の バルビゾンへの道 を見に行ってきました。山形市にある山寺 後藤美術館の収蔵作品約70点が展示されています。
バルビゾンと聞くと風景画かなと勝手に思っていたんですけれど、16世紀のバロック絵画から19世紀バルビゾン派の風景画まで、幅広い作品が展示されていました。バルビゾンへの道、ですものね。
特にポートレートは好きな作品が多くて、どれもこれも紹介したいくらい.....
その中でも、こちらはブーグローの“愛しの小鳥”
小鳥を見る少女の瞳が輝いていて、表情が本当に生き生きと描かれています。
この少女が好きな方には、国立西洋美術館の常設展のブーグロー作品もおすすめします。今は貸出し中のようで展示されていませんけれど、帰って来たらそちらも是非ご覧になってくださいね。きっと気に入っていただけると思います。
静物画では、エミリー・スタナードの“静物”
印刷だと分かりにくいんですけれど、スグリの透明感、プルーンのマットな質感、桃の毛羽立った感じ等が見事に描き分けられています。果物を絵付けしたいと思っていらっしゃる方、とても参考になりますよ。
私は平日の夕方5時頃に見に行きました。とても空いていて、好きな作品をソファーに座ってゆっくり楽しめましたので、この時間帯はおすすめです。
バルビゾンへの道 山寺 後藤コレクション展は、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで11/18までの開催です。
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