戸栗美術館で開催中の、鍋島焼と図案帳展を見に行ってきました。
こちらは陶磁器専門の美術館。伊万里や鍋島、中国、朝鮮陶磁器等の名品を多数所有していることで知られています。今回はその中でも鍋島焼とその図案帳の展示があるということで楽しみにしていました。
鍋島焼は、献上品ということで、お皿の大きさにも厳密な規格があり、高台も高め、絵柄も吉祥文様が好まれるという特徴があるそうです。
色は染付けの青と上絵の赤、緑、黄のたった4色。でも、濃淡や細い線描き等で4色とは思えない深みが感じられます。どの作品もすばらしいので、ジックリ見過ぎて思いのほか時間がかかってしまいました(笑)。お皿の裏にも唐草や吉祥文様が描かれているので、忘れずにごらんくださいね。
図案帳には当時の職人さんのアイディアがいろいろと。今でも素敵だなと思えるデザインもありましたよ。
鍋島焼と図案帳展は、渋谷の戸栗美術館で3/30までの開催です。のんびりと楽しめますので器好きの方は是非。
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