2016年3月24日木曜日

はじまり、美の響宴展 すばらしき大原美術館コレクション

国立新美術館で開催中の、はじまり、美の響宴展 を見に行ってきました。大原美術館のコレクションから、東洋の古代美術から西洋の近代美術、民芸、近代までテーマごとに選りすぐった作品が東京で見られます。

倉敷にある大原美術館、みなさんは行かれましたか? 私は高校の修学旅行で行ったんですが、旅行のほとんどのことは忘れてしまっているのに大原美術館だけはとても印象に残っています。また行きたいと思いつつなかなか行けず....。なので、今回はとても楽しみにしていました。

大原美術館と言えば、やはり近代の西洋美術のコレクションがすばらしいですよね。
おなじみの、モネの “睡蓮”


サイズは小さめですけれど水面に浮かぶ睡蓮だけを描いた作品です。やっぱり好きですね。

こちらは、ジョバンニ・セガンティーニの “アルプスの真昼”


色が美しく光に満ちた作品です。アルプスの澄んだ空気が伝わってくるようです。

他にも西洋美術は、ピサロ、セザンヌ、ゴーギャン、ルノワール、グレコ等、名画揃いです。

大原孫三郎の協力を得てこれらの名画を収集した児島虎次郎の作品、“和服を着たベルギーの少女” も展示されています。


私は、以前にボストン美術館展で見た、モネの “ラ・ジャポネーズ” を思い出してしまいました。

その他、器の展示も多くて、12世紀後半のイランの器はとても美しい色でしたし、エジプトから出土した陶片もカラフルな色と楽しい模様で見飽きません。民芸のバーナード・リーチや濱田庄司の器も数多く展示されています。

はじまり、美の響宴展 すばらしき大原美術館コレクション は、六本木の国立新美術館で4/4までの開催です。見たい方はお早めに。

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