東京都美術館で開催中の ボッティチェリ展 を見に行ってきました。
ボッティチェリの作品は多くが板に描かれていてとても繊細で運搬するのも大変なんだそうです。今年、イタリアとの国交150周年ということで、今回はボッティチェリの作品20点以上と、師匠のフィリッポ・リッピや弟子のフィリッピーノ・リッピの作品も合わせて来日しています。
ボッティチェリではやはりこちら、 “書物の聖母”
同時代にイタリアで活躍したダ・ヴィンチやラファエロと比較すると、ボッティチェリの絵には輪郭線があって私の中では少しポスター的なイメージでした。でもやっぱり繊細で優雅で華やかな雰囲気もあって、ルネサンスという時代に合っていたんだなと思います。
弟子のフィリッピーノ・リッピの作品も是非。こちらは “幼児キリストを礼拝する聖母”
ボッティチェリのライバルと言われていたのも納得です。若々しい、明るい色彩もいいですね。“聖母子、洗礼者ヨハネと天使達” も好きな作品です。こちらは実物を是非ご覧になってください。
ボッティチェリ展は、上野の東京都美術館で4/3までの開催です。あと1週間で終わってしまいますので、見たい方はお急ぎくださいね。
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