サントリー美術館で開催中の、コレクターの眼 ヨーロッパ陶磁と世界のガラス を見に行ってきました。2人のコレクターから新たにサントリー美術館へ寄贈された陶磁器とガラス器が展示されています。
陶磁器はオランダのデルフト焼が多く展示されていました。この時代のものは東洋っぽいものが多いので、絵付けに和風の雰囲気を取り入れたい方には参考になりそうです。
こちらは、オランダの “染付花鳥文大皿”
一見、染付けで和風にも見えますけれど、中央の柄も、周囲の模様もやっぱりどことなく洋風で。今見ると、新しい感じがしてきます。
ガラス等はとても古いものも展示されていました。
こちらは、東地中海沿岸地域の “リブ装飾碗”
紀元前1世紀〜後1世紀のものだそうです。こんなに美しいものが紀元前に作られていたなんて、すごいですよね。東地中海沿岸の紀元前14世紀以降のガラス片も色々展示されていました。かけらでも、色も文様も色々で、並んでいるとなんだか楽しくなってきます。どれだけのヴァリエーションがあったんでしょう。美意識の高さを感じます。
ガラスでは、19世紀以降の美しいゴブレットの展示もありましたし、日本の和ガラスの展示もあります。氷コップも何点か展示されていました。形も色も楽しめていいですよね。
サントリー美術館新収蔵品 コレクターの眼 ヨーロッパ磁器と世界のガラス は、六本木のサントリー美術館で3/12までの開催です。写真撮影できます(フラッシュ不可)ので、是非カメラを持ってお出かけくださいね。
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