風景画が多く展示されていたんですけれど、ハーグ派の傾向なのか深い暗い色彩の作品が多いんです。私はどちらかというと明るい色彩が好みなので、おすすめしたいのはこちら、ヴィレム・ルーロフスの“虹”
パーッと晴れ間が出て虹がかかった一瞬の光景が切り取られています。行く手に希望の光が降り注いでいるような明るい印象を受ける作品です。
ジュール・デュプレの“森の中−夏の朝”は、空のハッとするような青色が好きです。
ほほえましかったのはこちら、ヴィレム・マリスの“泳ぎの練習”
先頭を切って泳ぐ親鳥、後ろで尻込みをする子供達。かわいいですよね。
ゴッホとモンドリアンのコーナーもありました。
モンドリアンは黒い直線と赤、青、黄色の抽象画で有名な画家ですけれど、展示してあったのはオランダの風景画。木の枝の表現やシルエットの風車等から、後の作風へのつながりが感じられるような気がしました。
オランダ・ハーグ派展は新宿の損保ジャパン東郷青児美術館にて6/29までの開催です。
オランダ・ハーグ派展は新宿の損保ジャパン東郷青児美術館にて6/29までの開催です。
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