以前にサンアートでもらったオーナメントに、色々実験してみました。
〈1回目〉 820℃焼成
地の金色っぽい色は、陶画舎のゴールドレリーフパウダーを薄くパディング。葉っぱや花、茎の色も入れて焼成します。マロンとライラックの粒は色盛りに。
〈2回目〉 760℃焼成
金盛りっぽいドットやラインをゴールドレリーフパウダーを水溶性メディウムで練ったもので入れます。
ビーズは透明、赤色どちらも陶画舎で購入。透明のものはクリアビーズSサイズです。サンアートの透明盛りを陶画舎のレリーフオイルで練ったものでつけてみました。
完全に吊って焼く勇気はなくて今回は少し斜めに立てて焼成しましたけれど、ビーズが移動したりすることもなく焼き上がりました。赤色ビーズの粒感がなくなってつながってしまったのがちょっと残念。ビーズとビーズの間を離すか、もう少し低い温度で焼成すればよかったのかもしれません。次回は工夫してみます。
ビーズ等は食器には使えませんけれど、オーナメントやアクセサリーに使ってみると華やかで楽しい感じに仕上がります。興味のある方はお試し下さいね。
絵付け教室 COLORS (by design house) のブログです。 絵付け作品やレッスン内容、美術展情報等、絵付けにまつわるあれこれをつづっています。
2015年2月28日土曜日
2015年2月20日金曜日
さくらんぼのフルーツボールその3
低温焼成の赤を使ったさくらんぼを描いてみました。
マロン系の色で影を描いて1回焼成してから赤で描いて760℃焼成したんですけれど、前回描いたときの反省を踏まえて色の組み合わせや濃さを少し変えてみたら、案外いい色になりました。低温焼成の赤ってグラデーションが出なくてベタッと厚塗りしなくちゃいけないと思い込んでいて今までずっと敬遠していたんですけれど、使ってみるものですね。
これで、さくらんぼのフルーツボール3枚セットになりました。全部並べるとこんな感じに。
さくらんぼ、かわいいです!
左下の日本のさくらんぼをイメージして描いたフルーツボールはこちら
http://dhcolors.blogspot.jp/2015/02/blog-post_12.html
右下の深い赤色のさくらんぼはこちら
http://dhcolors.blogspot.jp/2015/02/2.html
マロン系の色で影を描いて1回焼成してから赤で描いて760℃焼成したんですけれど、前回描いたときの反省を踏まえて色の組み合わせや濃さを少し変えてみたら、案外いい色になりました。低温焼成の赤ってグラデーションが出なくてベタッと厚塗りしなくちゃいけないと思い込んでいて今までずっと敬遠していたんですけれど、使ってみるものですね。
これで、さくらんぼのフルーツボール3枚セットになりました。全部並べるとこんな感じに。
さくらんぼ、かわいいです!
左下の日本のさくらんぼをイメージして描いたフルーツボールはこちら
http://dhcolors.blogspot.jp/2015/02/blog-post_12.html
右下の深い赤色のさくらんぼはこちら
http://dhcolors.blogspot.jp/2015/02/2.html
2015年2月18日水曜日
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展
三菱一号館美術館で開催中の、ワシントン・ナショナル・ギャラリー展を見に行ってきました。フランス印象派を中心に、ルノワール、マネ、モネ、ドガ等が来日しています。
個人的なおすすめはマネ。マネは他でも見ているはずなんですけれど、今回は特に印象に残る作品が多くて。
こちらは、“競馬のレース”
サイズはとても小さいんですけれど、馬の躍動感が伝わってくる迫力のある作品です。
こちらは、“キング・チャールズ・スパニエル犬”
ザックリ描いてあるように見えて、目はキラッと光っているし、鼻はしっとり濡れているんです。動物もポートレートもやっぱり目と鼻ですね。
ルノワールの作品の中では女性を描いたものはもちろんですが、“皿の上の桃”が良かったです。小品ですが色彩がとても美しくて、ずっと眺めていたい気がしました。
作品を見終わった後ミュージアムショップで、素敵な作品が多かったけれど図録は重いし.....と思っていたら、こんなものを見つけました。
今回初めて、全作品が同じ縮尺率で載っているクリアファイルを作ってみたんだそうです。いつもはクリアファイルには全く興味がないんですけれど、これは作品を思い出せていいかも?と思わず購入してしまいました。
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展は、丸の内の三菱一号館美術館で5/24までの開催です。印象派の優しい色彩に癒されますよ。お好きな方は是非。
個人的なおすすめはマネ。マネは他でも見ているはずなんですけれど、今回は特に印象に残る作品が多くて。
こちらは、“競馬のレース”
サイズはとても小さいんですけれど、馬の躍動感が伝わってくる迫力のある作品です。
こちらは、“キング・チャールズ・スパニエル犬”
ザックリ描いてあるように見えて、目はキラッと光っているし、鼻はしっとり濡れているんです。動物もポートレートもやっぱり目と鼻ですね。
ルノワールの作品の中では女性を描いたものはもちろんですが、“皿の上の桃”が良かったです。小品ですが色彩がとても美しくて、ずっと眺めていたい気がしました。
作品を見終わった後ミュージアムショップで、素敵な作品が多かったけれど図録は重いし.....と思っていたら、こんなものを見つけました。
今回初めて、全作品が同じ縮尺率で載っているクリアファイルを作ってみたんだそうです。いつもはクリアファイルには全く興味がないんですけれど、これは作品を思い出せていいかも?と思わず購入してしまいました。
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展は、丸の内の三菱一号館美術館で5/24までの開催です。印象派の優しい色彩に癒されますよ。お好きな方は是非。
2015年2月15日日曜日
さくらんぼのフルーツボールその2
深い赤色のさくらんぼのフルーツボールです。
5つの実は色味を微妙に変えています。2回目に入れるマロン系の色は1回でも仕上げられますけれど、2〜3回に分けて様子を見ながら入れた方が好みの色になりやすいようです。私もこのさくらんぼは3回焼成しました。
同じフルーツボールに描いた日本のさくらんぼはこちらをご覧下さい。
http://dhcolors.blogspot.jp/2015/02/blog-post_12.html
5つの実は色味を微妙に変えています。2回目に入れるマロン系の色は1回でも仕上げられますけれど、2〜3回に分けて様子を見ながら入れた方が好みの色になりやすいようです。私もこのさくらんぼは3回焼成しました。
同じフルーツボールに描いた日本のさくらんぼはこちらをご覧下さい。
http://dhcolors.blogspot.jp/2015/02/blog-post_12.html
2015年2月12日木曜日
さくらんぼのフルーツボール
さくらんぼをフルーツボールに描いてみました。
朝食で使いたいな、と思って、フチはすっきりと濃いグリーン色に。日本のさくらんぼをイメージした色で描いています。黄色系の色を入れて1回焼成してからピンク系の色を入れる描き方です。
もっと深い赤色のものや低温焼成の赤を使ったさくらんぼも描いてセットにする予定です。さくらんぼはかわいいので、描くのも楽しいですね。
もっと深い赤色のものや低温焼成の赤を使ったさくらんぼも描いてセットにする予定です。さくらんぼはかわいいので、描くのも楽しいですね。
2015年2月10日火曜日
スイーツのお皿
私は寒いとつい何か飲んだり食べたりしたくなってしまいます。甘いものを食べたらかえって冷えてしまうのかもしれませんけれど、やっぱり甘いスイーツと暖かい飲み物の組み合わせは魅力的ですよね。
こちらは以前、陶画舎展用に“スイーツ”というお題で描いた作品。
目立つように描いて欲しいとのことだったので私にしては珍しく濃い茶色でしっかりパディングしています。ドーナツを作って食べるまでのことを色々思いながら描きました。
こちらは以前、陶画舎展用に“スイーツ”というお題で描いた作品。
2015年2月4日水曜日
ホイッスラー展
あっという間に2月になってしまいました。
まだまだ寒い日が続きますけれど、暦の上では立春ですね。少しずつ暖かくなってくれればいいなと思いますけれど、グッと寒くなるのはこれからでしょうか。みなさま、油断されませんように。
横浜美術館で開催中の、ホイッスラー展を見に行ってきました。ジャポニズムの巨匠ホイッスラーの作品約130点と、影響を受けたと言われる浮世絵等も一緒に展示されています。
ホイッスラーは色彩がとても美しいですね。
こちらは、“肌色と緑色の黄昏:バルパライソ”
海も空も本当になんとも言えない色合いです。
“青と金色のノクターン:オールド・バターシー・ブリッジ”も、いかにも浮世絵から影響を受けたであろう構図と美しい色彩に引き込まれます。
ポートレートの中では色々紹介したい作品がありましたけれど、1枚紹介するとすれば“ライム・リジスの小さなバラ”でしょうか。
少女の表情もいいですし、やっぱり色がいいんですよね。
他にも“白のシンフォニーNo.3”は、ソファーも女性2人のドレスも花の色も白色で、それを見事に描き分けています。
ホイッスラーと言えば、ピーコックルーム。さすがに部屋は来日していませんけれど映像では紹介されています。パトロンが不在中に無断で改装してしまったという、部屋全体がホイッスラーの作品。機会があったら是非実物を見てみたいと思いました。
ホイッスラー展は、みなとみらいの横浜美術館にて3/1までの開催です。
横浜美術館は常設展のボリュームも結構ありますので、ホイッスラー展を見終わったらこちらも是非ご覧になってくださいね。
まだまだ寒い日が続きますけれど、暦の上では立春ですね。少しずつ暖かくなってくれればいいなと思いますけれど、グッと寒くなるのはこれからでしょうか。みなさま、油断されませんように。
横浜美術館で開催中の、ホイッスラー展を見に行ってきました。ジャポニズムの巨匠ホイッスラーの作品約130点と、影響を受けたと言われる浮世絵等も一緒に展示されています。
ホイッスラーは色彩がとても美しいですね。
こちらは、“肌色と緑色の黄昏:バルパライソ”
海も空も本当になんとも言えない色合いです。
“青と金色のノクターン:オールド・バターシー・ブリッジ”も、いかにも浮世絵から影響を受けたであろう構図と美しい色彩に引き込まれます。
ポートレートの中では色々紹介したい作品がありましたけれど、1枚紹介するとすれば“ライム・リジスの小さなバラ”でしょうか。
少女の表情もいいですし、やっぱり色がいいんですよね。
他にも“白のシンフォニーNo.3”は、ソファーも女性2人のドレスも花の色も白色で、それを見事に描き分けています。
ホイッスラーと言えば、ピーコックルーム。さすがに部屋は来日していませんけれど映像では紹介されています。パトロンが不在中に無断で改装してしまったという、部屋全体がホイッスラーの作品。機会があったら是非実物を見てみたいと思いました。
ホイッスラー展は、みなとみらいの横浜美術館にて3/1までの開催です。
横浜美術館は常設展のボリュームも結構ありますので、ホイッスラー展を見終わったらこちらも是非ご覧になってくださいね。
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