2015年2月4日水曜日

ホイッスラー展

あっという間に2月になってしまいました。
まだまだ寒い日が続きますけれど、暦の上では立春ですね。少しずつ暖かくなってくれればいいなと思いますけれど、グッと寒くなるのはこれからでしょうか。みなさま、油断されませんように。

横浜美術館で開催中の、ホイッスラー展を見に行ってきました。ジャポニズムの巨匠ホイッスラーの作品約130点と、影響を受けたと言われる浮世絵等も一緒に展示されています。

ホイッスラーは色彩がとても美しいですね。
こちらは、“肌色と緑色の黄昏:バルパライソ”
海も空も本当になんとも言えない色合いです。
“青と金色のノクターン:オールド・バターシー・ブリッジ”も、いかにも浮世絵から影響を受けたであろう構図と美しい色彩に引き込まれます。

ポートレートの中では色々紹介したい作品がありましたけれど、1枚紹介するとすれば“ライム・リジスの小さなバラ”でしょうか。
少女の表情もいいですし、やっぱり色がいいんですよね。
他にも“白のシンフォニーNo.3”は、ソファーも女性2人のドレスも花の色も白色で、それを見事に描き分けています。

ホイッスラーと言えば、ピーコックルーム。さすがに部屋は来日していませんけれど映像では紹介されています。パトロンが不在中に無断で改装してしまったという、部屋全体がホイッスラーの作品。機会があったら是非実物を見てみたいと思いました。

ホイッスラー展は、みなとみらいの横浜美術館にて3/1までの開催です。
横浜美術館は常設展のボリュームも結構ありますので、ホイッスラー展を見終わったらこちらも是非ご覧になってくださいね。

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