パナソニック汐留ミュージアムで開催中の、ルオーとフォーヴの陶磁器 を見に行ってきました。ルオーやマティス等が絵付けに没頭していた時期があったなんて、この美術展で初めて知りました。
ザックリとしたデザインのものが多いんですけれど、印象的なのは色です。発色が美しくてビックリしました。
こちらはアンドレ・ドランの“花瓶 幾何学文様”
ブルー、グリーン、オレンジ、赤色等スッキリとつややかな色です。ファイアンスという錫白釉をかける技法のおかげなんでしょうか。
他にも、絵付けの下絵もあって楽しめます。ルオーやマティスの絵画も展示されています。
でも実は、私が是非見ていただきたいのは、アンリエット・シャンダヴォワーヌの “ジョルジュ・ルオーの肖像(四歳)” なんです。絵付け職人のアンリエットが描いたポートレートですけれど、図録にしか資料がなくて写真を紹介できないのが本当に残念。本当に小さいのに繊細に描き込んであってすばらしいんです。私は何度も戻って見てしまいました。
ルオーとフォーヴの陶磁器は、新橋のパナソニック汐留ミュージアムで6/21までの開催です。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントを投稿して下さる方は、欄外のコメントの記入者から“名前/URL”か“匿名”を選択してくださいね。
コメントは承認制にしていますので、表示されるまでに数日かかることがあります。