2015年7月22日水曜日

ボルドー展

みなさま、お久しぶりです。梅雨も開けて暑い日が続きますけれど、体調を崩されたりしていませんか?
こんなに暑いと何もする気がおこらなくなりそうですが.....この際ですから、出かけずに家でクーラーをつけて絵付けをするのもいいかもしれませんね。

ちょっと前になりますが、国立西洋美術館で開催中の ボルドー展 を見に行ってきました。2万5千年前の遺跡から黄金時代の18世紀を経て20世紀まで、200点を越える作品、資料等が展示されています。
私がボルドーと聞いて思い浮かぶのはワインだけだったんですけれど、その歴史は長くてパリよりも100年も早く都市整備されたんだそうです。知らなかった!

私のお目当ては、ドラクロワの“ライオン狩り”
この絵は1870年に火災にあって、一部が焼失してしまったもののなんとか残った作品です。


迫力満点ですけれど、なんだかライオン狩りというよりライオンに狩られている感じだなあ、と思って見ていたら、横に展示されていたルドンの模写でナゾが溶けました。


こちらを見ると確かにライオン狩りですね。上部が焼けてしまったのが本当に残念です。

18〜19世紀に制作された磁器や陶器も20点くらい展示されていました。中でもジャコブ・プティ磁器製作所のポプリ壷2点は繊細な絵付けです。裏にもお花が絵付けされていますのでちょっと見にくいですけれど是非裏もご覧下さいね。

ボルドー展は上野の国立西洋美術館で9/23までの開催です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントを投稿して下さる方は、欄外のコメントの記入者から“名前/URL”か“匿名”を選択してくださいね。
コメントは承認制にしていますので、表示されるまでに数日かかることがあります。