2014年10月29日水曜日

中村先生の特別講座情報

陶画舎での中村先生の特別講座、“ルドゥーテのバラ” は今日から予約受付開始です。

3.5時間×3日の講座で、開講日程は

A日程:11/17(月)、12/1(月)、12/15(月) 10:00〜
B日程:1/8(木)、1/22(木)、2/5(木) 14:00〜

となっています。
花はもちろんですが、刺や葉っぱの質感までこれだけ再現されていてこの短い時間ではなかなか描けないと思いますので、いつかルドゥーテのバラを描いてみたいと思われていた方は、ご都合が合うようでしたら受講されてみてはいかがでしょうか?

受講をご希望の方は陶画舎(03-3796-3013)へお問い合わせくださいね。

2014年10月27日月曜日

菱田春草展

東京国立近代美術館で開催中の、菱田春草展を見に行ってきました。
短い生涯の中で画業は15年程だそうですが、作品を見ると画風がどんどんと変わっていて本当に幅広く、心惹かれるものが数多くありました。

まずは、私が是非見たいと思っていた、“黒き猫”
他にも難点か黒猫が描かれた作品があって、見比べられたのはとても贅沢。でも、やっぱりこの黒き猫が一番!ですね。

落ち葉シリーズも見比べられます。私が行った時には重要文化財の“落ち葉”は残念ながら見られなかったんですけれど、他の落ち葉作品も良かったですよ。奥行き感がすごいですし、ざまざまな表現方法が混在しているのに一つの作品として全く違和感なく見えるんです。うーん、とうなってしまいます。

“夕の森”という作品は、私は見ていてちょっと不安な感じがしました。ヴァロットンを思い出させるような 作品です。

横山大観と同じテーマで描いている作品も数点あり並べて展示されていましたけれど、違いがよく分かって興味深かったですよ。

菱田春草展は、竹橋の東京国立近代美術館で11/3までの開催です。おすすめですので見たいと思っていた方はお早めに。所蔵作品展のボリュームも結構ありますので、お時間に余裕を持ってお出かけ下さいね。

2014年10月24日金曜日

山田道恵 植物画展 薔薇肖像Ⅵ

ちょっと前に展示会情報でお知らせした、山田道恵 植物画展 薔薇肖像Ⅵ を見に行ってきました。

山田先生のバラはカレンダーやレターセットで見ている方も多いと思います。
来年のカレンダーはこちらなんですが、
このバラ達の原画が見られます。

中でも、素敵だな〜と思ったのは、小さい作品ですが“ロイヤル サンセット”というバラのだんだん朽ちていく途中の様子を描いた作品。花の色が少し抜けてきて、そこがまた美しい色合いですし、うつむいているバラは本当に魅力的です。

すごい!と思ったのは、“シャポー ドゥ ナポレオン”。つぼみのガクが細かいのが特徴で、ここを描かないとこのバラにならないんだそうです。葉っぱも凹凸が多くて少しざらっとした質感。実は鮮やかなピンクのバラってそんなに好みではないんですけれど、それでもこのバラには長い間見入ってしまいました。

山田道恵 植物画展 薔薇肖像Ⅵは、表参道のGallery Concept21で10/29までの開催です。
印刷物では再現しきれない色合いや濃淡等、是非じっくりご覧下さい。

2014年10月23日木曜日

生徒さんの作品です

アメリカン風のバラを描きたいとおっしゃっていたYさんの作品、完成しました。
大きなバラは初めての挑戦でしたしレイアウトもご自分で考えられたので結構お時間がかかってしまいましたけれど、すっきりと仕上がって素敵ですね。
四角い大皿は色々と使えますので、是非使って楽しんで下さい。

2014年10月20日月曜日

印象派のふるさと ノルマンディー展

損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の、印象派のふるさと ノルマンディー展 を見に行ってきました。ノルマンディーにまつわる風景画や版画、写真等が展示されています。

まずは、“ジュミエージュ修道院の眺め”
作者は分からないそうですが、光と影がしっかりと描き分けられている古典的な作品です。こういう作品は絵付けで建物のある風景画を描く時に参考になりますよね。

この美術展ではウジューヌ・ブータンの作品が多数展示されていました。あまり知らなかったのですが、印象派に影響を与えた画家なんだそうです。
こちらは、“ル・アーヴル、ウール停泊地”
色使いの美しい作品で、印象派に影響を与えたっていうのも納得ですよね。

その他、ノルマンディーゆかりのデュフィーの作品もまとめて展示されていましたよ。

印象派のふるさと ノルマンディー展は、新宿の損保ジャパン日本興亜美術館にて11/9
までの開催です。

2014年10月18日土曜日

展示会情報

ボタニカルアートの展示会情報です。

山田道恵先生の個展、植物画展 薔薇肖像Ⅵ が10/23〜29に青山のGallery Concept21で開催されます。
山田先生の描かれる薔薇はカレンダーにもなっているのでご覧になったことのある方も多いと思います。美しいのはもちろんですけれど、細部まで見事に表現されていて、いくら見ていても見飽きません。やっぱり原画は印刷物とは違いますので是非見ていただきたいです。バラ好きの方には本当におすすめですよ。

最終日以外は19:00までですので会社帰りに見に行かれるといいかもしれません。私も今から楽しみにしています。

2014年10月14日火曜日

生徒さんの作品です

マイセンの1つ花のバラを描かれていたTさんの作品、完成しました。
小さな陶板に描かれました。マイセン風のブーケを描く前の練習だったんですけれど、小さくても立派な作品になりましたね。額に入れても素敵。周りのピンクのパディングもTさんのやさしい雰囲気にとても合っています。このサイズだとちょっとしたスペースにも飾れますよね。

次はブーケ、練習の成果が生かされて完成度の高い作品になりそうで、私も楽しみです。

2014年10月10日金曜日

ミモザのC/Sサンプル

アメリカン風のカップ&ソーサーをお描きになりたいと生徒さんからご要望があり、まずは簡単に描けるミモザからということで、在庫のあった紅茶用のカップにサンプルを描いてみました。


バックの色、私は花と同系色にしましたけれど、淡い色だったら何色か使ってもいい感じに仕上がると思います。

生徒さんはコーヒーと紅茶兼用のカップ&ソーサーにお描きになりたいとのことで、また違ったイメージになるかもしれません。仕上がりが楽しみですね。

2014年10月4日土曜日

中村先生の特別講座情報

中村先生が陶画舎で特別講座を開講されます。
ルドゥーテのバラです。描いてみたい方も多いのではないでしょうか。
3.5時間×3日の特別講座ですので、定期的には通えないけれど何日かだったら都合がつくという方にはいいですよね。

開講日程は

A日程:11/17(月)、12/1(月)、12/15(月) 10:00〜
B日程:1/8(木)、1/22(木)、2/5(木) 14:00〜

です。

予約受付は今月末10/29(水)の12:00から。受講希望の方は陶画舎(03-3796-3013)へお問い合わせくださいね。

2014年10月3日金曜日

趣味なびに教室情報を追加しました

趣味なびというサイトに教室情報を掲載しているんですけれど、10/1から新たに色々情報を追加できるようになったので試しに追加してみました。

http://shuminavi.net/school/colors/

ご覧になって何かご意見等ありましたら是非お教え下さいね。

2014年10月1日水曜日

オルセー美術館展

国立新美術館で開催中の、オルセー美術館展を見に行ってきました。
印象派の誕生というテーマで80点以上の作品が来日しています。

オルセー美術館、すごいですね。本当に名画ばかりです。どれだけの作品を所蔵しているのか.....と余計なことを考えてしまいます(笑)。

どれもすばらしい作品ばかりですが、私が特に印象深かったのはクロード・モネの“かささぎ”。
雪景色だとちょっと寒々しい作品もありますけれど、こちらは光が輝いていて、希望に満ちた暖かい気持ちにさせてくれます。

暖かい気持ちにさせてくれる作品をもう1枚。
ベルト・モリゾの“ゆりかご”です。見ているとついこちらも微笑んでしまいますよね。

その他、マネの作品は特に重点的にまとめて展示されていますし、印象派だけでなく同時代に評価されていたアカデミズムの画家の作品も展示されていて見所が満載。本当におすすめの美術展です。

混雑している時には入場制限もされるようですが、金曜日は20:00までやっているので夕方に行ったら、予想よりは人が少なくてゆっくり鑑賞出来ました。ご都合が合えば金曜日の夕方から夜に行かれることをおすすめします。

オルセー美術館展は、六本木の国立新美術館で10/20までの開催です。