2015年12月28日月曜日

よいお年を

もう年の瀬ですね。今日もまだお仕事ですか?早い方はこの前の土曜日から年末年始のお休みでしょうか?

このブログをはじめて4年がたちました。読んで下さっているみなさま、本当にありがとうございます。今年後半はブログの更新も少なくなってしまいましたけれど、来年からはまたペースをあげていきたいと思っていますので時々見にきて下さいね。

では、ちょっと早いですが、よいお年をお迎え下さい。


2015年12月24日木曜日

イヤープレートコレクション

陶画舎の1階ウィンドーにて、2015-2016イヤープレートコレクションが展示されているので見に行ってきました。講師の先生方や生徒さんたちのクリスマスプレートとニューイヤープレートが展示されています。
写真撮影不可なので展示の様子はお伝えできず残念ですが、私も遅まきながら出品しましたので、お近くへおいでの際は是非ご覧下さいね。


今年描いたバラのプレートはあまりクリスマスっぽくなかったので一昨年描いた聖母子像を出品しました。

少し前に講師の先生方のグループ展に出品されていた作品も一部展示されています。見逃した方はこの機会に。

2015-2016イヤープレートコレクションは原宿陶画舎1階ウィンドーにて来年1/31までの開催です。

2015年12月17日木曜日

プラド美術館展

三菱一号館美術館で開催中の、プラド美術館展 を見に行ってきました。スペインの歴代国王のコレクションを中心とした作品群。とても楽しみにしていました。

1300年代から年代を追っての展示になっています。エル・グレコ、ベラスケス、ルーベンス、ムリーリョ等の作品も多数展示されていて、どの年代にも好きな作品がありましたけれど、特に、バロックと19世紀には私の好きな作品が多い印象でした。
名の通った大御所画家の作品はすばらしいものばかりで、私が紹介するまでもなく是非見ていただければと思いますので、ここでは19世紀の作品から紹介しますね。

こちらは、ビセンテ・パルマローリ・ゴンザレスの “手に取るように”


透明感のある明るい色彩が美しい作品です。縦長の構図もいいですよね。

こちらは、マリアノ・フォルトゥーニ・イ・マルサルの “日本式広間にいる画家の子供たち”


横長の構図に子供たちの日常の様子が描かれていて、とても微笑ましい作品です。

こちらは上記のマルサルとライムンド・デ・マドラーゾ・イ・ガレータの共作、“フォルトゥーニ邸の庭”


明るい日差しと赤いパラソルが目を引きますが、手前にダラーッと寝ている犬がいい味を出してます。

全体的に小さいサイズの作品が多かったんですけれど、三菱一号館美術館の展示スペースに合っていて好感が持てました。個人的にはこのくらいのサイズの方が圧迫感がなくて楽しめる気がします。

三菱一号館美術館はミュージアムショップも楽しいですよね。展示会のグッズもですが、常設のショップにあるものも好きでいつもじっくり見てしまいます。今回は作品のポストカードがおすすめ。2枚1組でいつもの1枚のお値段で、同じ作品のズームアップがおまけでついてきます。“フォルトゥーニ邸の庭”のもう1枚はこちら。


ちゃんと犬のところがズームアップされていました。ここがズームアップされていたら買っちゃいますよね。

プラド美術館展 スペイン宮廷 美への情熱 は、丸の内の三菱一号館美術館で来年2016年の1/31までの開催です。三菱一号館美術館の開館5周年記念ということもあって貴重な作品が多数来日しています。是非足をお運び下さいね。

2015年12月7日月曜日

クリスマスパーティー2015

先週の土曜日に、毎年恒例のクリスマスパーティーを開催しました。
中村先生の手料理と、生徒さんの差し入れで、今年もこんなにおいしそう!


これで全部じゃないんですよ。一度にテーブルには乗り切らないんです。

もちろん作品も展示しています。今年はこんな感じ。


色々なお話をしながらのあっという間の時間でした。参加して下さったみなさま、ありがとうございました。作品はまだ展示していますので、ご都合が悪くてパーティーには出席できなかった方もお教室で是非ご覧になってくださいね。

2015年11月28日土曜日

クリスマスプレート2015

遅くなりましたけれど、12月と来年1月のレッスンスケジュールを更新しました。来週12月の第1土曜日は恒例のクリスマスパーティー!です。
まだ自宅は大規模修繕中。窯の置き場にも困る状況で焼成はできないと思っていました。そうは言ってもパーティーに向けてクリスマスプレートは描かないと、ということもあり、コードをのばせるだけのばしてギリギリ焼成できそうな場所まで窯を移動してみました。窓が開けられなくて換気できないのが難点でしたけれど、何とか焼成は出来て、完成した作品がこちら。


クリスマス?という感じですが.....クリスマスプレートだと言い張ることにしました。
バラは自分でデッサンしたものを参考に。見えにくいですがバックにレースの地模様をマスキングとパディングで入れてみました。このレース模様、今までで一番頑張ったマスキングかも?

しばらく教室に展示予定ですので、教室にいらした方はご覧になって下さいね。

2015年11月23日月曜日

カラフルな野菜たち

最近は野菜もいろいろな種類を見かけるようになりましたよね。カリフラワーだったら白だけじゃなくてオレンジ、紫等があったり、大根やかぶもきれいな色のものがあったり。

ドライブの途中で立ち寄った直売所には本当に色々な野菜があって、つい買い込んでしまいました。その一部がこちら。


こんなに色とりどりだと見ているだけで幸せな気分。私はあんまり野菜は描かないので、どうやって食べようかとばかり考えていますけれど、野菜を絵付けしようかな、と思われる方は直売所を偵察されるのもいいかもしれません。都内のデパ地下にしかないような野菜に出会えるかも?

2015年11月22日日曜日

陶画舎 セール情報

陶画舎で12/2〜6に冬のセールが開催されます。
いつも通りall20%offですので、買いたいお道具等ある方はこの機会に是非。
季節もののおひなさまの白磁は、立ち雛と座り雛の2種類入荷しているようです。日程

お道具の技法とミニデモンストレーションも同時開催されます。和物をつくる材料紹介や金の特殊技法、金でロクロ線を描く方法等ありますので、興味のある方はセールのついでに参加されるといいですよ。開催日程は陶画舎のHPにもう少ししたら掲載されると思いますのでそちらをご覧下さいね。

2015年11月13日金曜日

第27回 グループ森 植物画展

友人が出品しているボタニカルアートの展示会、第27回 グループ森 植物画展 が開催中だったので見に行ってきました。


講師の内城葉子先生はもちろんなんですけれど、本当に素敵な作品が多いんです。展示作品はヴァリエーションに富んでいて、リアルで繊細に描写された作品や、1つの画面に色々な植物を組み合わせて描かれているウキウキするような作品、光と空気感が感じられる作品、デザイン的に美しくて引き込まれてしまう作品などなど....。絵付けの参考にもなりますよ。私もじっくり拝見。会場を何周もしてしまいました。

第27回 グループ森 植物画展は、横浜市中区のギャラリー彩光にて11/17までの開催です。ギャラリーは、みなとみらい線 馬車道駅から徒歩3分、JR関内駅から徒歩5分の場所ですので、横浜方面へいらっしゃる際は是非。

2015年11月12日木曜日

金井景子絵付教室作品展

今日から開催されている、金井景子先生の絵付け教室の作品展を見に行ってきました。


金井先生の作品は軽やかで透明感があって本当に素敵ですし、生徒さん達の作品も力作揃いで見応えのある展示会です。
この時期ならではのツリーに飾られたオーナメントもあって。鳥の形のオーナメントにたくさんの方々が絵付けされているんですけれど、いろんなバリエーションがあってとっても楽しいですよ。

会場では金井先生が通信販売されているテキストも販売されていました。本当に丁寧に描き方が説明されているテキストですので実物を見てみたい方はこの機会に。

金井景子絵付教室作品展は、南青山のICHYS GALLERYで11/14までの開催です。

2015年11月6日金曜日

原宿陶画舎 講師6人展

ギャラリー ザ・ストーンで開催中の、第1回 陶絵付学院 原宿陶画舎 講師6人展を見に行ってきました。


64枚の陶板に描かれた陶板画や大きな花瓶等の大作から、カップ&ソーサー等の親しみやすいものまで、6人の先生方の個性あふれる作品の数々が展示されています。
デザインが素敵だな、と思ったり、これってどうやって描いているの?と思ったりしながら見ていたら、私もつい何周もしてしまいました。気に入った作品は購入することもできますよ。

図録はこんな感じ。


会場に展示されている全ての作品が載っているわけではありませんけれど、掲載されている作品はとても見やすいです。お手頃なお値段なのも魅力。

第1回 陶絵付学院 原宿陶画舎 講師6人展は、銀座のギャラリー ザ・ストーンで11/8までの開催です。見たい方はお早めに。19:00まで(最終日は16:00まで)やっていますので、今日でしたら間に合う方はお仕事帰りにいかがでしょうか。

2015年11月1日日曜日

最後の印象派 1900-20's Paris

損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の、最後の印象派 1900-20's Paris を見に行ってきました。20世紀の初めにパリで活躍した画家たちの作品が約80点展示されています。
私は今まで知らなかった画家ばかりだったんですけれど、素敵な作品が数多く展示されていました。

まずは、アンリ・マルタンの “野原を行く少女”


光と花をまとって野原を行く少女がとても印象的です。色彩も明るく華やかなので、見ていると優しく明るい気持ちになってきます。

ガストン・ラ・トゥーシュの “長椅子” もおすすめ。


長椅子に座る女性は何を考えているんでしょうか。物語を感じさせてくれる作品ですよね。

風景画では、アンリ・デュエムの “羊飼いと羊の帰還”


とにかく色に力があって引き込まれてしまいました。

もうひとつの輝き 最後の印象派 1900-20's Paris は、新宿の損保ジャパン日本興亜美術館で11/8までの開催です。あと1週間くらいで終わってしまいますので、見たい方はお早めに。

2015年10月30日金曜日

山田道恵 植物画展 薔薇肖像Ⅶ

山田道恵 植物画展 薔薇肖像Ⅶ を見に行ってきました。
偶然ギャラリーの前を通りがかって、ギャラリーの外から見える作品に惹かれて入ったのが何年前だったか....。それから毎年楽しみにしているバラのボタニカルアートの作品展です。


今年はなぜだか黄色いバラに惹かれました。大きな作品は購入したカレンダーに載っていたんですけれど、小品の黄色いバラは載っていなくてちょっと残念。この小品のバラ、メインの茎のないデザインだったので、上から見た構図で描かれたのかと思って山田先生に聞いてみたら、特に上から見て描いている訳じゃないけれどツルバラの種類だとそういう構図で描くのもあり、と教えて下さいました。

バラ好きの方にはおすすめの作品展です。このごろは気持ちのいい気候ですから、表参道をお散歩がてら、ギャラリーに寄られてはいかがでしょう。

山田道恵 植物画展 薔薇肖像Ⅶ は、表参道のGallery Concept21で11/4までの開催です。

2015年10月29日木曜日

石川美枝子と仲間たち展Ⅱ

以前に紹介したボタニカルアートの作品展、石川美枝子と仲間たち展Ⅱ を見に行ってきました。


上記のようなベラム(羊皮紙)に描かれている作品もあるかと思えば、美しい桜の花々や、繊細な線で描かれた松ぼっくり等、作品はバラエティーに富んでいて、私はじっくり2周しちゃいました。
石川先生以外の方の作品もバラや野菜、野の花等どれも素敵でしたけれど、個人的にはパリパリと音がしそうな秋の葉っぱが描かれていた作品に惹かれました。どんな方も好きな作品が必ず見つかりそうな作品展です。

石川美枝子と仲間たち展Ⅱは、新宿の京王プラザホテル本館3階ロビーギャラリーにて明日10/30(〜16:00)までの開催ですので、見たい方は明日是非。

2015年10月24日土曜日

風景画の誕生

Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の、ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生 を見に行ってきました。ウィーン美術史美術館から約70点の作品が来日しています。
宗教画の背景として取り入れられ始めた風景画。そこから純粋な風景画に至るまでの過程が分かってとても興味深い展示内容です。

カレンダーのように月ごとの風物を描いている作品もありました。こちらはルーカス・ファン・ファルケンボルフの “夏の風景(7月または8月)”


麦刈りの様子が描かれているそうなんですけれど、麦刈りをしている人もいれば、楽しそうに休憩している人もいたり、麦を運んでいる馬車、ちょっと遠くにヒツジ(?ヤギかも)達も描かれていたりしてついつい遠景までジックリ見てしまいます。

こんな不思議な作品も。ヒエロニムス・ボスの模倣者作“楽園図”


1500年代にはこんな楽園を思い描いていたんでしょうか。

もちろん、いわゆる風景画もありますよ。こちらは、カナレットの“ヴェネツィアのスキアヴォーニ河岸”


ホッとしますね、やっぱり。

個人的には、カレンダー等に登場している犬やヒツジ、ヤギ、猫等の動物が、生き生きと描かれているのが印象的でした。動物好きの方は是非見て下さいね。

ウィーン美術史美術館所蔵 風景画の誕生 は、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで12/7までの開催です。

2015年10月15日木曜日

オーナメントホルダーの代わりに

フライングタイガー コペンハーゲン、みなさんは行かれたことがありますか?北欧の雑貨がリーズナブルなお値段だということで日本に上陸した当初は大行列が話題になっていましたけれど、最近は店舗数も増えて気軽にお買い物できるようになりましたよね。季節ものが色々あったり、これは使えそう!というものもあったりするので、私も時々チェックしています。

今回見つけたのはこちら。


アクセサリーツリーです。ちょっと小さいけれどオーナメントホルダーにも使えるんじゃない?と思って購入してみました。使わないときは2枚に分解して平らに収納できるのもポイントです。

組み立てて、試しに今あるオーナメントを吊るしてみると.....


普通のオーナメントだけだとちょっとバランスが悪いので、ミニチュアの食器やアクセサリー等の小さいものも飾ってみました。ツリーの色は黒しかなくて、どうかな〜と思っていましたけれど、まあ、これでもありかも。自分で好きな色に塗っても楽しいかもしれません。

オーナメントホルダーは分解できなくて収納場所をとってしまうものも多いですし、たくさん吊るさないと見栄えがしなかったりもするので、そんなにたくさんオーナメントは無いけど飾る場所が欲しい、という方にはおすすめですよ。

2015年10月7日水曜日

ボタニカルアートの作品展情報

あっという間に10月ですね。
今回は、10月〜11月に開催される、絵付けの参考になりそうなボタニカルアートの作品展を紹介します。

まずは、10/21〜30に、新宿の京王プラザホテル本館3階ロビーギャラリーにて開催される、“石川美枝子と仲間たち展Ⅱ”


熱帯雨林に生息する不思議な植物から身近な草花や野菜まで、質の高い作品が展示されます。

バラがお好きな方におすすめなのが、10/29〜11/4に、表参道のGallery Concept21で開催される、“山田道恵 植物画展 薔薇肖像Ⅶ”


毎年カレンダーにもなっている作品の原画を見ることができます。原画ならではの繊細な描写を是非見ていただきたいです。

最後に、11/2〜8に、京橋のギャラリーくぼたで開催される、“安藤牧子 植物画展 石狩花紀行”


安藤先生が出版された植物画集“花物語”の原画が展示されます。この画集、私も購入しました。原画が見られるということで、楽しみにしています。

お出かけにもいい季節になってきましたので、ちょっと足を伸ばして素敵な作品の数々を見にいかれてはいかがでしょうか。私はどの作品展も今からとても楽しみ! 都合をつけて見に行くつもりです。

2015年9月21日月曜日

明治有田 超絶の美

横浜のそごう美術館で開催中の、明治有田 超絶の美を見に行ってきました。万国博覧会出品作品をはじめ、明治時代の有田焼き作品が数多く展示されています。

会場に入ってまず目に入るのが、高さ185cmの巨大な “染付蒔絵富士山御所車文大花瓶”。


ウィーン万博に出品された作品だそうで、繊細な染付けの絵付けの上に、さらに蒔絵で桜や松が描かれています。さすがにこの大きさ、首のところで分かれていて釉で溶着されているそうです。本当に迫力のある作品です。

花瓶の中では小振りですが、私が気に入ったのはこちら。



香蘭社の “色絵鳳凰応龍文耳付花瓶” です。鳳凰の顔がちょっとトボケていて、その上正面顔もあるのがなんともキュート。花瓶の口の内側には赤い6匹のコウモリと雲文が描かれているのもちょっと変わっています。コウモリはいいイメージのない方もいらっしゃるかもしれませんけれど、吉祥文様ですよね。絵付けは本当に細かく描かれていますし金彩もゴージャスなんですが、なんだかクスッと笑える微笑ましい花瓶です。

デザイン図も色々展示されていました。デザイン図は出来上がりを想像する楽しみもあって私は見るのが結構好きなんですけれど、思っていた以上の数が展示されていて見応えがありました。

明治有田 超絶の美 万国博覧会の時代 は、横浜のそごう美術館で10/4までの開催です。横浜へ用事のある方はついでにいかがですか?

2015年9月14日月曜日

サンアート セール情報

ちょっと前に陶画舎のセール情報を紹介しましたけれど、サンアートでも10/1〜2に秋の大感謝祭が開催されます。

いつも通り、50%offの特価白磁や、絵具や筆なども30〜50%offのものもあったりとお買い得です。5000円以上購入すればさらに10%offで送料も無料になります。両日ともに平日なので、お仕事をしていらっしゃる方は難しいかもしれませんけれど、色々買いたいものがある方はこの機会に是非。

以前に何回かセールに行った経験だと、初日の午前中はものすごく混んでいます。レジで1時間待ちっていうことも。お時間がおありになれば、夕方に行かれた方がゆっくりお買い物ができるかもしれません。


2015年9月9日水曜日

フランスの装飾と文様

今日は、本屋さんで見つけた “フランスの装飾と文様” (城 一夫著、発売元/パイ インターナショナル) という本を紹介します。


中世、ルネサンス、バロック、ロココ、アールヌーヴォーからモードデザインまで、フランスの装飾史が年代を追って解説されています。

各パート、解説が見開き2ページ分あってその後に2ページ分写真や図がある構成。絵付けの参考になりそうな写真や図もたくさん掲載されていて、図のページだけでも十分楽しめますよ。解説は気になったパートだけ読んでもいいですし。

例えば、ロココの中の “セーブル磁器” のパートの図はこんな感じです。


本屋さんに行かれたら是非チェックしてみてくださいね。

2015年9月2日水曜日

陶画舎 セール情報

9/15(火)〜19(土)に、陶画舎で秋のセールが開催されます。
いつも通りall20%offですので、欲しいものがある方はこの機会に是非。通信販売も20%offなので、原宿までわざわざ行けない、という方にはいいですよね。

しばらく販売中止だったセレン系の赤色も一部販売を再開するそうです。クリスマスシーズンに向けてクリスマスレッド等使いたかったな〜と思っていた方は購入できるようになりましたのでチェックしてくださいね。

ショップにある在庫の洋書は限定特価になるようです。こちらはショップ限定企画!です。嶋田洋書が閉店してしまうのと関係あるんでしょうか。もし欲しい洋書に出会えればお買い得かもしれませんよ。


2015年8月28日金曜日

アール・ヌーヴォーのガラス展

パナソニック汐留ミュージアムで開催中の、アール・ヌーヴォーのガラス展 を見に行ってきました。デュッセルドルフ美術館からゲルダ・ケプフ夫人のガラスコレクションが来日しています。

植物をモチーフにした流れるようなデザインは、やっぱりいいな〜と思います。ガラスだと、透明感、立体感が加わってさらに魅力的ですよね。

たくさんの作品が展示されていましたけれど、個人的にはドーム兄弟の作品が好みでした。
こちらは、花器(クリスマスローズ)。


クリスマスローズを大胆にデザインした作品です。実物はもうちょっとニュアンスのある色使いだったような.....。

こちらは、花器(スイセン)。


アール・ヌーヴォーらしい美しいデザインです。

その他、ジャポニズムの影響が感じられる作品や、もちろんエミール・ガレの作品も展示されています。まだまだ暑い日が続いていますけれど、ガラス作品を見て気持ちだけでも涼んではいかがでしょう?

アール・ヌーヴォーのガラス展は、新橋のパナソニック汐留ミュージアムで9/6までの開催です。見たい方はお早めに。

2015年8月26日水曜日

絵付け展示会情報

今回は見に行ってきた展示会とこれから開催される展示会を紹介します。

まずは、昨日まで開催されていた、PAマスタークラブ 15周年記念展示会。


案内はがきの作品はオーソドックスですが、展示されている作品は独創的な作品が多く、今回はゲストペインターの方も多数いらっしゃって見応えがありました。海外からのゲストペインターの方々の作品は技法も色々で。スクラッチで繊細なレースのような模様を描いていらっしゃるのを見て、私も試してみたくなったりしました。そのうちペンダントヘッドに描いてみるかも?
PAマスタークラブ 15周年記念展示会は残念ながら昨日で終わってしまったので、またの機会にご覧になってください。

今週末8/27〜28には、第7回 J.P.P.A展が新橋の第一ホテル東京(5F ラ・ローズ)で開催されます。


所属会員の方も多く、3年に1回開催ということもあって作品の展示数も多くて見応えのある展示会です。作品の販売もありますよ。お時間のある方は是非。

来月9/1〜5には、古田ゆかり展 —絵と器—が赤坂のデュオ・スカーラ赤坂Ⅱ B-102で開催されます。


古田先生の前回の個展は日本画だけの展示だったんですけれど、今回は日本画と絵付けの器の展示会なので私も楽しみにしています。

少しずつ過ごしやすい日も増えてきそうですので、お散歩がてら絵付け展示会を見に行かれてはいかかでしょう? 今度は何を描こうかな〜と思っていらっしゃる方には特におすすめ。いろんな方々の作品を見ると刺激になって、描きたい!気持ちも湧いてきますよ。

2015年8月24日月曜日

レッスンスケジュール更新しました

9月〜11月のレッスンスケジュールを更新しました。
パソコンですと、画面右側に表示されますのでご確認くださいね。

2015年8月21日金曜日

大倉陶園 セール情報

この夏は本当に暑かったですけれど、ここのところ一息つきましたね。でもまた9月には暑くなるそうですから、油断大敵!です。

全く個人的なことなのですが、住んでいるマンションが大規模修繕することになり、ずっとベランダに置いていた窯も室内へ入れることに。室内の広いスペースまではコードの長さが足りなくて、200Vなので延長も出来ず.....今年いっぱいは自宅焼成は諦めざるをえないかな、と思っています。でも、よく考えたらクリスマスプレートは描かなくちゃいけませんよね。うーん。中村先生に焼成をお願いしようかしら。

大倉陶園から、アウトレットセールのはがきが届きました。


9/9(水)〜13(日)にいつも通り戸塚にある本社での開催です。戸塚駅からバスでちょっと不便な場所ですが、約80台分の駐車場があるそうですので、車で行かれた方がいいかもしれません。やっぱりもうネット注文には戻らないのでしょうか?いいと思ったんですけれどね。残念です。

2015年8月13日木曜日

生徒さんの作品です

さくらんぼを描かれていたTさんの作品、完成しました。


今回のさくらんぼのような何種類かの色を使って描く赤色は、同じ色を使っても色の濃さの微妙な違いで仕上がりの色味も変わってきます。思いのほかいい色になったり、あらら?と思ったり。そういうことも含めて楽しんで描いていただけるといいと思います。

Tさんは私がサンプルとして描いたのと同じフルーツボールに描かれました。丁寧に作品を仕上げてくださるので私もうれしいです。フルーツはもちろん、チョコレート等を入れても良いかも? 是非使ってくださいね。


2015年8月9日日曜日

嶋田洋書

表参道にある嶋田洋書。絵付け関連の本やアート系の本も充実していて時々お世話になっていたんですけれど、9/23で閉店してしまうそうです。とても好きな本屋さんだっただけに、本当に寂しい!

私は先日、近くに行く用事があったので立ち寄ってみたらすでに閉店セールが始まっていて、在庫があるものは30%off、現品限りのものは50%offになっていました。
絵付け関連の資料はもうだいぶ品薄で.....みなさん、情報が早いんですね。
なんとか掘り出した本はこちら。


暑いので出歩くこともおっくうになりがちですけれど、お近くへ行かれた時には是非。

2015年7月30日木曜日

トラ猫のプレート

以前に描いた子猫のプレートとセットになるように、同じお皿にトラ猫の子猫を描いてみました。


こちらの子猫はちょっと不安そうな表情が気に入っています。
2枚並べるとこんな感じに。


大きい作品を描くのはちょっと苦手、と思っている方には、こんな風に小さい作品を同じテーマで展開して、何枚かのセット作品にすることをおすすめします。
実は私も大きな作品はあまり描かない方です。なので、描いてみて、もっと描きたいな、と思ったらセットにするようにしています。今まで1作品1つずつしか描いたことのない方は小さいものから是非挑戦してみてくださいね。

2015年7月22日水曜日

ボルドー展

みなさま、お久しぶりです。梅雨も開けて暑い日が続きますけれど、体調を崩されたりしていませんか?
こんなに暑いと何もする気がおこらなくなりそうですが.....この際ですから、出かけずに家でクーラーをつけて絵付けをするのもいいかもしれませんね。

ちょっと前になりますが、国立西洋美術館で開催中の ボルドー展 を見に行ってきました。2万5千年前の遺跡から黄金時代の18世紀を経て20世紀まで、200点を越える作品、資料等が展示されています。
私がボルドーと聞いて思い浮かぶのはワインだけだったんですけれど、その歴史は長くてパリよりも100年も早く都市整備されたんだそうです。知らなかった!

私のお目当ては、ドラクロワの“ライオン狩り”
この絵は1870年に火災にあって、一部が焼失してしまったもののなんとか残った作品です。


迫力満点ですけれど、なんだかライオン狩りというよりライオンに狩られている感じだなあ、と思って見ていたら、横に展示されていたルドンの模写でナゾが溶けました。


こちらを見ると確かにライオン狩りですね。上部が焼けてしまったのが本当に残念です。

18〜19世紀に制作された磁器や陶器も20点くらい展示されていました。中でもジャコブ・プティ磁器製作所のポプリ壷2点は繊細な絵付けです。裏にもお花が絵付けされていますのでちょっと見にくいですけれど是非裏もご覧下さいね。

ボルドー展は上野の国立西洋美術館で9/23までの開催です。

2015年7月5日日曜日

ブログの更新と、お問い合わせ等のメールへの返信について

私事なのですが、7/5〜20の間、不在です。
ですので、この期間、ブログの更新はお休みさせていただきます。
また、お問い合わせ等のメールをいただいても上記期間は返信できません。7/21以降、順次返信させていただきますので、少々お待ち下さいね。

2015年7月1日水曜日

子猫のプレート

生徒さんから“猫を描きたい!”とのご要望がありました。
初めて挑戦されるということで、まずは何かサンプルを見てお描きになった方がいいかな、と思って、私も久しぶりに写真を参考に子猫を描いてみました。


猫の描き方サンプルになるように、草などは描かず足までしっかり見えるようにしています。こういうお皿は飾り皿なので、ビーズで装飾しようかな、とも思ったんですけれど、結局周りはクローバー模様に落ち着きました。

同じお皿の在庫がまだ手元にあるんです。久しぶりに子猫を描いたらもうちょっと描きたくなってきました。あまり大きなお皿ではないので描ける対象も限られますけれど.....これから探してみようと思います。

2015年6月28日日曜日

ヘレン・シャルフベック 魂のまなざし

東京芸術大学大学美術館で開催中の、ヘレン・シャルフベック 魂のまなざし を見に行ってきました。フィンランドを代表する画家ヘレン・シャルフベックの日本初の回顧展です。私はシャルフベックをよく知らなかったんですけれど、ポスターを見て是非見たいと思って楽しみにしていました。

全体的な印象としては色彩が美しいということ。期待通り、好みの作品が多かったんですけれど、なかでも私の一番のおすすめは “快復期”


病気から快復しつつある子供を描いた作品で、子供も、その手に持っている植物の若葉も、希望に満ちていますよね。制作時、シャルフベックは精神的な痛手から立ち直りつつあって、その思いが込められた作品とも言われています。粗いタッチで描かれた椅子の表現も見事ですよ。

他の画家から影響を受けたと言われる作品も数多く展示されています。こちらはセザンヌの影響を受けたと言われる “赤いりんご”


本当にきれいな色ですよね。私はセザンヌよりも好きです。

他にも、衰えていく自分の姿を見つめて描いた自画像や、初期の作品を見つめ直して再解釈した作品など、晩年の作品も見所満載です。

ヘレン・シャルフベック 魂のまなざし は、上野の東京藝術大学大学美術館にて7/26までの開催です。

2015年6月25日木曜日

陶画舎 セール情報

陶画舎で、7/1〜7/5に夏のセールが開催されます。

お道具等は特に新しいものはなさそう。all20%offなので、必要なものがあってこの期間にお近くに行かれる方は購入されるといいと思います。

夏ならではのガラスの装飾のミニデモンストレーションも開催されるようなので、興味のある方はデモンストレーションに合わせて行かれてもいいかもしれません。

私は、メディウム等ちょっと欲しいものはあるんですけれど、残念ながらこの期間に近くに行く用事はないので、今回は行かない予定です。

2015年6月23日火曜日

ルデューテのブーケ

日比谷図書文化館で見たルデューテの原画 “赤のラナンキュラス、紫と黄色のパンジーの花束”。素敵だったので、リーフレットの裏に小さく印刷されていたものを参考に絵付けしてみました。


縦19cm横13.5cmの陶板に描いています。記憶ではこれで原画と等倍くらいのイメージ。

額はIKEAで購入したものです。ちょうど入るかな、と思いましたけれど、わずかに陶板が大きくて入らないんですよね。なので、額の裏を削って(木製だったので彫刻刀で削れました)ムリヤリ入れてみました。Tさんを見習って自分で額装してみても良かったんですけれど.....今回はこれで。

2015年6月22日月曜日

C/Sチャーム プチローズバリエーション

以前に購入したカップ&ソーサーのチャーム、プチローズを描いて、ブルーエを描いて.....次はプチローズのバリエーションで2つ描いてみました。

こちらは縦にストライプで。
色と花柄の境界にはルミナスレリーフパウダーのパールでドットの盛りを入れています。

こちらはガーランド。
小さく小さく描いてみました。ガーランドの外側はピンク色でパディングしています。

今まで描いた4つを並べるとこんな感じになりました。
このチャームの白磁はあと在庫が2つ。のんびりお茶を飲みながら、どうしようかと悩んでいる間も楽しい時間です。